内容説明
幕末にロシアから来日、ハリストスの教えを伝え続け、ついには神田駿河台に大聖堂を建立したニコライ。地方の貧乏士族の娘でありながら絵の勉強を志して上京、ニコライに導かれてペテルブルグで聖像画を学び、いまも日本各地にのこるイコンを制作した山下りん。日本にロシア正教の礎を築いた2人の生涯を鮮烈に描く。
目次
序章 式典
第1章 文久元年箱館
第2章 工部美術学校女子1回生
第3章 ペテルブルグ往還
第4章 ニコライの塔
第5章 試みの日
終章炎上
幕末にロシアから来日、ハリストスの教えを伝え続け、ついには神田駿河台に大聖堂を建立したニコライ。地方の貧乏士族の娘でありながら絵の勉強を志して上京、ニコライに導かれてペテルブルグで聖像画を学び、いまも日本各地にのこるイコンを制作した山下りん。日本にロシア正教の礎を築いた2人の生涯を鮮烈に描く。
序章 式典
第1章 文久元年箱館
第2章 工部美術学校女子1回生
第3章 ペテルブルグ往還
第4章 ニコライの塔
第5章 試みの日
終章炎上