内容説明
切腹とともに武家時代の特異な風習であった敵討。止むにやまれぬ人としての至情から生まれ、私人にゆだねられた私刑罰。わが国特有の復讐法は幕府諸藩によってさまざまな制約を受けたにも拘わらず、封建社会のかくれた掟のように風俗化してゆく。とりわけ、社会的に重要な意義を与えられたのは江戸期においてであった。慶長から元治の敵討事蹟をかかげ、若く逝った篤実の士である著者が、その実態を綿密に調査し概説する。
目次
敵討―内幕(敵討の由来;敵討に関する法規及び慣例;討手と仇人;敵討の始末;敵討の事蹟及び変遷)
敵討―外篇(山城国宇治郡日岡黒田四郎兵衛の敵討;伊賀国上野渡辺数馬の敵討;摂津国島上郡芥川松下助三郎の敵討 ほか)
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