中公文庫<br> ソ連がイスラム化する日

中公文庫
ソ連がイスラム化する日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122013674
  • NDC分類 316.838

内容説明

トルコ、イラン、アフガニスタン、中国と国境を接する、ソ連東方のイスラム教徒の現実を、イスラム社会学者がその広汎な関心と旺盛な研究心とで、錯綜した史実を辿り、ソ連の民族政策と宗教政策の変遷を追って、あきらかにする。

目次

第1章 人口調査の推移
第2章 諸民族の牢獄
第3章 民族問題(ナツィオナリヌイ・ヴォプロス)
第4章 民主主義的中央集権(1977年憲法と人権)
第5章 諸民族の生活(ジズニ・ナツィオナリノスチェイ)
第6章 形態は民族的文化(クリトゥーラ・ナツィオナリナヤ・ポ・フォルメ)
第7章 女性の解放
第8章 黄金時代(ゾロトイ・ヴェク)
第9章 東方全体に教示せよ(ポカジテ・フセム・ヴォストク)
第10章 ソ連東方のムスリム
第11章 中央アジアで(1979年6月)
第12章 ソ連東方の国境で

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wei xian tiang

2
かなりの程度まで成立しかけていたトルコ系民族の共通語を妨害する露助必死杉乙。赤軍兵営内でもカザンタタールがリンガフランカとして機能していたというのに。またヴォルガ•タタールの果たした役割の大きさを認識。「トゥヴァ紀行」でブリヤートが演じた「指導的役割」ではないが、帝政期からヴォルガ•タタール時に「近代化」の使者、時に「正しいイスラーム」の教師として振舞い、キルギスでは反タタール暴動で虐殺の憂目にもあったとのこと。2014/08/24

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