楠田実日記―佐藤栄作総理首席秘書官の二〇〇〇日

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  • サイズ B6判/ページ数 981,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784120031601
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0020

内容説明

佐藤栄作の評価を決定する第一級資料。日韓基本条約調印、「一日内閣」、大学紛争、小笠原・沖縄返還交渉、日中問題、大阪万博開催…。60年代中期から70年代にかけて7年8ヵ月在任した首相の等身大の内実。

目次

1 「沖縄返還合意」への道―一九六七年五月~十一月
2 国際政治と日本の防衛―一九六七年十二月~六八年九月
3 「沖縄返還問題」の解決―一九六八年十月~六九年十一月
4 七〇年代の日本 佐藤四選問題―一九六九年十二月~七〇年十一月
5 中国問題への対応―一九七〇年十二月~七一年五月
6 ニクソン・ショックと対中問題―一九七一年六月~十一月
7 政権の総決算 沖縄・中国・後継者―一九七一年十二月~七二年六月
資料篇

著者等紹介

楠田実[クスダミノル]
1924(大正13)年生まれ。早稲田大学卒業。52(昭和27)年に産経新聞社に入社。政治部で三木武吉、河野一郎の担当を経て佐藤栄作を担当、Sオペレーションを組織、67年より佐藤総理の首席秘書官となり、政権を支える。72年、佐藤内閣総辞職により辞任。その後、国際交流基金監事、同日米センター所長などを歴任。現在は楠田事務所を主宰

和田純[ワダジュン]
神田外語大学教授。1949(昭和24)年生まれ。75年慶応義塾大学大学院卒業。国際交流基金のロンドン事務所長、総務部調査役、ニューヨーク日米センター所長などを経て、96年に財団法人日本国際交流センターに転職。小淵内閣の内閣官房「21世紀日本の構想」懇談会担当室長を経て、現職

五百旗頭真[イオキベマコト]
神戸大学教授。1943(昭和18)年生まれ。67年京都大学法学部卒業。69年同大学大学院修士課程修了。広島大学助教授、ハーバード大学・ロンドン大学研究員などを経て、81年より現職
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感想・レビュー

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Luna rossa

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昨年、NHKスペシャルで取り上げて頂いたので久しぶりに再読。 秘書官の仕事は「マスコミとの風通しを良くし、知的世界との交流の道を開き、 各省庁とのパイプをつなぎ、 ゴーストライターとしての役割をこなす」こと。今の自分の仕事に大いに通じるところがある(ゴーストライターという言葉は今や違う意味を持ってしまったけれど)。 2016/03/02

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