出版社内容情報
由比正雪、山鹿素行、吉田松陰らが究め、実践した軍学とはどのようなものであり、現在いかなる意味を持つのか。孫子、クラウゼヴィッツを論じ核戦略にまで説き及ぶ軍学的思考の精髄
内容説明
由比正雪、山鹿素行、吉田松陰らが究めた軍学の役割とは?孫子、クラウゼヴィッツを論じて核戦略にまで説き及ぶ軍学的思考の精髄。
目次
第1章 軍学者とは正雪、素行の徒なること
第2章 和歌文化と狩猟戦闘文化
第3章 攘夷の系譜
第4章 『戦争論』に振り回された人々
第5章 『孫子』と「七書」のおさらい
第6章 核戦略
第7章 米軍基地の回収、並びに、核の次に大事な飛行機
第8章 造兵史のパズルを解く
終章 「軍学的宣伝」考
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeshi3017
1
軍学とは何かの定義に始まり、由比正雪、山鹿素行、吉田松陰らが登場。兵頭氏は直感的に荻生徂徠よりも山鹿素行のほうが、ホンモノの軍学者だったのではないかと述べている。その後、クラウゼヴィッツ 、マハン、ジョミニ、リデルハート…名だたる軍事学者が引用される。本書の特徴としてクラウゼヴィッツにしろ誰にしろ、とりあげる小テーマに既にある程度関心や予備知識のある方を対象にしている。そうせぬと、氏の関心であるキーン・エッジの部分に筆を及ぼす前に、一章が一冊分のボリュームに膨らんでしまいそうだからだという。孫子の話も出→2024/08/19
tkm66
1
後年・現在の吹っ切れ方や面白さが未だ発揮されていない時期。2000/10/01
ホンドテン
0
図書館で。2005/06/06
-
- 電子書籍
- JOUR 2025年3月号[雑誌] ジ…
-
- 電子書籍
- ギャルと書店員 #2
-
- 電子書籍
- ジュゴンの上手なつかまえ方 - 海の歌…
-
- 電子書籍
- 非婚家族(4) ビッグコミックス
-
- 電子書籍
- ニーナとうさぎと魔法の戦車 4 集英社…