内容説明
人の食べているものは、偶然に出来上がったものではない。生活の中から知恵を積み重ねてつくられてきた文化であり、よく見れば科学的にも素晴らしい価値を見出すこともできよう。おいしい焼肉料理が、どのような歴史的背景と価値を持っているかを、ぜひ知っていただきたい。料理人の方々も、食べる人も焼肉の席のかたわらに置いて、楽しく利用できる一冊。
目次
肉・各種と薬念(ユッケ;ロース ほか)
漬物とつまみ(白菜キムチ;カットゥギ ほか)
スープと鍋(ワカメスープ;ユッケジャンとテグタン ほか)
飯と麺(ピビンパプ;クッパ ほか)
酒と塩辛(焼酎(焼酒)
マッコルリ、清酒 ほか)
著者等紹介
鄭大声[チョンデソン]
1933年、京都府生れ。本籍・慶尚南道。大阪市立大学理学部大学院修士課程修了。理学博士。1980年~1995年までモランボン味の研究所所長。焼肉のタレ「ジャン」の商品開発に取り組んだ。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授
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