内容説明
悲しいけれど、元気を出した。母が旅立つ日まで―。女優・熊谷真実が、ガンの母親に付き添い、精いっぱい看病した日々。明るくせつなく、感動的な母娘の物語。
目次
プロローグ 旅立ちまで
第１章 阿佐谷を遠く離れて（震災。駅前募金、被災地へ走る；発病 ほか）
第２章 天王寺の青い朝（次はどこへ行けばいい？；入院 ほか）
第３章 大阪の長い冬（退院；仕事か人生か ほか）
第４章 故郷の風に吹かれて（我が家は廃屋？！；熊谷家のお嬢様 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
2
ガンになった母親を看病する、一種の旅ものがたり。抗がん剤嫌い、基本的に病院嫌いで、病院には行かず自然療法中心と一般的には無茶苦茶な旅だと言える。本人が望むと、ここまでしてあげないといけないのかなあ。最後はホスピスという落ち着く場所を見つけることができたのは良かった。2004/02/11
