成瀬は都を駆け抜ける

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成瀬は都を駆け抜ける

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103549536
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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成瀬シリーズ堂々完結!! 唯一無二の主人公が、今度は京都を駆け巡る! 

膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber、娘とともに地元テレビの取材を受ける母、憧れの人に一途に恋焦がれる男子大学生……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……⁉ 全6篇、最高の主人公に訪れる大団円を見届けよ!

内容説明

「わたしはこれから京都を極めたいと思っている」膳所からはばたき、成瀬が繰り広げる壮大な挑戦のゆくえは―。シリーズ累計180万部突破を果たした青春小説の新たな金字塔!!一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber…。京大生となった成瀬は新たな仲間たちと出会い、次なる目標に向かって京都の街をひた走る。一方、東京の大学に進学した島崎のもとには成瀬から突然ある知らせが…!?2024年本屋大賞受賞『成瀬は天下を取りにいく』シリーズ堂々完結!

著者等紹介

宮島未奈[ミヤジマミナ]
1983年静岡県富士市生まれ。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー、第39回坪田譲治文学賞、第21回本屋大賞ほか数多くの賞を受賞した。2024年続編の『成瀬は信じた道をいく』を刊行。本書は「成瀬あかりシリーズ」三作目にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1156
6つの短篇から構成され、それぞれ違った語り手が成瀬との行状を語る。こんな風に語り手の立場と視点を変えることは、成瀬の様々な側面が浮き彫りになるという利点があるだろう。6人の選び方も上手い。なお、最後の「琵琶湖の水は絶えずして」では、あのゼゼカラの島崎がナレーターを務める。成瀬3部作の最終巻ということだが、読む前はそろそろマンネリかなと思っていた。ところが、読み始めるとこれが面白い。成瀬のパワーは健在である。ただし、成瀬のお母さんも言うように、成瀬が幾分丸くなった(大人になった?)ことも確か。でも、やはり⇒2026/05/20

青乃108号

1029
成瀬シリーズ最新作にして完結編。これは寂しい、200歳まで生きる彼女の姿は見届けられない。しかし物事には何事にも潮時というものがある。三部作で完結としたのは賢明な判断であったとするべきだろう。ところで本シリーズは話毎に語り手を変えて、第三者目線から見た成瀬像をそれぞれ描いて来た連作短編集である。常に第三者が語っている為、いわゆる「地の文」というものが存在しないのが特徴的だった。ところが、第4話にだけ所々出て来るのだ、地の文が。おかけで混乱してしまい第4話だけちょっと読みにくい。これは意図的なものだろうか。2026/02/09

starbro

1016
宮島 未奈は、全作品読んでいる作家です。成瀬 あかり三部作、完結篇、前二作と比べるとパワーダウンしている気がしますが、森見登美彦ワールドも登場し、楽しめました。京大篇の割には、京大生としての生活や講義等は、ほとんど出て来ません。まだ続編がありそうなエンディング、著者には、「成瀬 あかり、200歳にて大大往生の巻」まで、書き続けて欲しいと思います(笑) https://www.shinchosha.co.jp/special/naruten/2026/01/16

ちくわ

1013
【♪】読む前から切ない。コレで完結かぁ…とラスイチのお菓子を食べる時に似た惜別の念を覚えた。目頭アツアツ状態で読み始めのに、第2話のモリミーオマージュで笑い転げる。オレの感情をブッ壊す気か(笑)合間に簿記2級CBT試験を懐かしみつつ読了。これまでの登場人物の後日談も絡めながら、最後まで心温まる出逢いと成長の物語だった。ふと東大王に出ていた鈴木光ちゃんを思い出す。彼女はスパっと芸能活動ヤメたよな…今は弁護士だっけ? 成瀬も数年後は知らない何処かで社会人生活を送るのだろう。でも自分は成瀬あかりを生涯忘れない!2026/04/25

佐藤(Sato19601027)

947
元気いっぱいのヒロイン成瀬あかりは、京大でも孤高の光を灯していた。感情を表に出さず、空気を読むこともしない。少し取っ付きにくい、面倒くさくも見える。それなのに、なぜ、成瀬に惹かれるのだろう。その答えは、彼女が「灯台」のような存在だからだ。自分の信念に従い、その場所を揺るがず、周囲の人々に光を放ち続ける。小説の中だけにとどまらず、読み終えた今、確かに私の胸の中にも、小さく、しかし確かな光として灯っている。強い成瀬に会えて、本当によかった。これで三部作は完結だという。ありがとう、成瀬。また、会える日まで…。2025/12/19

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