感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
101
孤児のアンが、マシューとマリラとともに成長する。 カナダの自然の風景、個性ある登場人物、心温まる物語。 少女が、自尊心を持って、生きていこうという積極的な姿勢が心強い。マシュー視線で読んでいます。手違いで女の子が来たことにより、純真な子供に触れて前向きに生きることの嬉しさを知ったような気がします。日常生活のつまらない雑事に追われながら、本質的な課題を追求しつづけることの大切さを感じました。夢を追い続ける,夢見る子供の侭でいることで周りによい影響を与えることができるように。2013/04/28
kagetrasama-aoi(葵・橘)
50
2008年版(村岡花子氏の孫の村岡美枝・村岡恵理氏が補訳・訂正した新版)を読了後、こちらも読みました。読み比べると、植物の名前が旧版より新版ではよりわかりやすくなっていました。大きな違いは活字の大きさですね、年寄には嬉しい改訂です(o^O^o)。この水彩画風の表紙絵、好きだったんですが、改訂後の表紙絵も素敵です。甲乙付け難いです(*_*)。内容の感想は新版で書いたので(*^^*)。2022/02/01
風柳
43
少女小説の代表作というイメージだったけどアンを見守るマリラが主人公の小説なのだなと2023/07/06
ネコタ
35
(新潮2016)赤毛のアンってこんな話だったんだ。初めて読みました。読むのが結構大変だった。というのもアンの話してる部分が長い長い。文庫本で1ページくらいをずっと話し続けています。想像力が豊かで景色にも名前をつける不思議な感覚の持ち主。そんなアンを大事に育ててきたマシュウとマリラ。最後は大きな悲しいこともあるけど、最後の最後の終わりがいいものでよかった。まだこの先の話は続くらしい。2016/08/06
とんこ
31
中学生の頃から何度も読んだアンシリーズ。アンに感情移入して読んだ頃とは違い、今やすっかりマリラ目線。ユーモアも愛情もありながら表に出せなかったマリラが変化していき、こらえきれずに吹き出して大笑いするシーン大好きです。若い頃はマシュウとのお別れが悲しくて、明るいお話をどうしてわざわざこんなラストに…と思っていたけど、受け入れられるようになりました。2025/04/09