新潮文庫<br> 日本の危機〈2〉解決への助走

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新潮文庫
日本の危機〈2〉解決への助走

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101272221
  • NDC分類 304
  • Cコード C0130

内容説明

現代日本の腐敗の根はここまで深い。官僚の既得権益確保、自治体の税金無駄遣い、警察組織を腐らせるキャリア制度、金融危機を収拾できない当局の無策…。桜井よしこは、日本の変革を阻む障害の数々を丹念な取材によって抉り出し、その問題点を的確に究明する。解決への糸口は見えた。が、そのプロセスは長く厳しい。週刊新潮連載で反響を呼んだ『日本の危機』シリーズ第二弾。

目次

家庭教育が招いた「学級崩壊」
変わった子どもと変わった親が増えている
教育を荒廃させる文部官僚たち
学生たちの学力低下は何故起きたか
幼児虐待の悲劇が止まらない
少年犯罪大国を招いた少年法の理不尽
日本よ、米中の狭間に埋没するなかれ
知られざる中国の軍事力の脅威
手足を縛られた自衛隊に何ができるか
地方自治の崩壊、大分、高知のケース〔ほか〕

著者等紹介

桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生れ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、現在フリー・ジャーナリスト。『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eiji

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前回の「日本の危機1」を読んだ時も、官僚のどうしようもない腐敗ぶりに激怒したのだが、今回の2を読んでその憤慨はやるせなさと変わっていった。まさにタイトル通り日本は危機である。官僚はバカである。官僚がきっと日本をぶっつぶすだろう。ヤバイ!2002/05/30

bossa19

0
たまにはこういう話も必要かな。金融系とか言葉のわからないものも。途中何となく嫌な気分になったことも。駄目だしするだけして解決策は全然あげない。2004/02/04

TEDDY曹長

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とても勉強になります。 個人的には櫻井さんの考えに 共鳴する部分が多いので 勉強になります2013/03/15

shiaruvy

0
原発推進者による無駄金追求の書。 原発・電力会社も追求して欲しい。2011/04/26

atseiji

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櫻井よしこさんは、納得のいく評論です。でも、こういう人がもっと表に出て評価されるべきかと。最近はなぜかテレビなどに見受けられないのは何かあるのか、2018/09/29

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