内容説明
ウォット・イズ・ソウル?―ソウル・ミュージックて一体何だ。60年代のミュージック・シーンを飾った、きら星のようなスターたち―。マーヴィン・ゲイ、アリーサ・フランクリン、オーティス・レディングらをこよなく愛する著者が、50年代のゴスペルから80年代のプリンスに到る魂の軌跡を立体的に語り、119枚の推薦レコードを挙げた、ソウル概説書&バイヤーズ・ガイド。
目次
現在のブラック・ミュージックを点検する
ゴスペル―ソウル前史
50年代のジャイアンツ―R&Bからソウルへ
モータウン―都市のサウンド
スタックス―土の香りを残しながら
70年代のソウル―より内省的に
フィラデルフィア―都会育ちの黒人たち
ディスコ・ブームからソウルの死へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
28
☆3。これが出たのは平成元年、つまり1989年。内容はかなり古くなってしまった。加えて、ご本人がまえがきで「本を書きたいなんて、一度も思ったことはなかった。第一、文才がないことは、誰よりも本人が一番よく分かっているつもりだ」・・・それを最初に言っちゃったら・・・。まあでもそれなりに文章は面白い。だが内容の正確さ、公正さについてはいろいろ疑問点がつく。あくまでピーター・バラカン氏の個人的見解、と思って楽しむべきだろう。2019/08/03
mushi12345678
0
良かった!2009/08/11
goemonn
0
服部良一と古賀政男がいて、みたいな話を政治や時代背景などと兼ね合わせてアメリカの黒人音楽を駆け足で書かれている。登場人物が多く、多少音楽もわからないと理解できない。紹介されている音楽をなぞって聴いてみたい。2021/11/01
ビーフハート
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だいぶ以前にゲットしていた旧版を読了。独断、偏見もけっこうあるからここから自分で探っていくきっかけくらいならちょうどいいかな。2018/05/30