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出版社内容情報
11年に渡り書き続けられた大ロマン完結!凶星を鎮めるために「本家」が石上神宮から強奪した神剣と共に鬼・聖と弓生は天狗・庄間と壮絶な攻防に!一方「中央」と「本家」は和解。凶星と人との凄絶な戦いが始まる!2人の鬼のほか物語の主要メンバー総登場!
内容説明
〓御霊剣(ふつのみたまのつるぎ)を手に入れることに成功したのも束の間、弓生と聖は天狗によって囚われてしまう。四天鬼を使って二人を救出しようと試みる成樹。だが天津甕星の出現は、刻々とせまっていた…。それぞれの決意を胸に、戦いの場に臨む『本家』の次期当主たち。星神を封じるべく、果たして二人の鬼たちは、神剣を鹿島へ運ぶことができるのか。そして、神と人間との壮絶な戦いの結末は…!?―十一年に及ぶロングシリーズ、ついに感動のフィナーレ。
著者等紹介
霜島ケイ[シモジマケイ]
4月18日、大阪生まれ。東京女子短期大学卒業。1990年「出てこい!ユーレイ三兄弟」(朝日ソノラマ刊)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
33
「封殺鬼シリーズ」第二十八巻。最終巻。雷電(志島弓生)&酒天童子(戸倉聖)、本家三家のそれぞれの次期当主、神島達彦、御影三吾、秋川佐穂子のそれぞれの行く末、きっちり綺麗に描かれていて安堵しました。中央の御師さん、柵の千冬くん、三沢成樹も素敵なキャラクターでした。そうそう、とうとう御影の兄弟喧嘩も決着。まさに大団円でした。霜島ケイ先生、素敵な物語をありがとうございました。2021/12/03
ネムコ
31
再読。CDドラマで火がついて、本編ラストの「天泣」「地号」「人祇」の三部作を一気読み。やっぱり聖と弓生のコンビはいいなー。『本家』の達彦、三吾、佐穂子の次期当主トリオ、中央の御師、無外の高良…ホントにキャラが良かった。2019/03/09
宴
17
完成度が高いシリーズ。各地の伝承、日本の神話要素をここまで織り込んで、しかもうまく繋がってるのがすごい。一時期多かった陰陽師ものとは一線を画している。これは陰陽師ものというより伝記物、人と人との関係を書いてるようにも思えて好きなシリーズ。アニメ化したら当たりそうなのにと少し思う。2017/01/11
つみき
6
ほんわりと笑顔で迎えられた最後に、本当にほっとしました。途中、もうダメなのかと何度思ったことか……俺と一緒にのくだりとか、それはそれで好きなんですけど、でもやっぱり死んで欲しくないし、皆が悲しいのは嫌だし……。なので、全てが終わった後のエピソードには、泣きたくなるぐらい嬉しくなりました。御影兄弟がとても微笑ましかったですし。スリランカの首都、そんな名前だったんですね……覚えられないよ。2011/10/30
紅羽
4
人と神の戦い、遂に完結。学生の時から読んでいたので、ラストの二人の旅立ちには色々込み上げるものがありました。物語が佳境に入った頃から、もう悪い予感しかしなかっただけに良かったです。そして最後まで叶わないと分かっていながらずっと聖に心を寄せていた佐穂子。最後のずっと好きでいるという発言は彼女らしいなと思いました。新シリーズも途中まで手もとにあるので読んでみようかと思います。2013/06/05
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