小学館文庫
安倍晋三と「宰相の資格」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094056143
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

次期総理に一番近い男の理念と血脈をたどる

小泉劇場の次の主役は誰か? その最右翼にいるのが安倍晋三その人である。祖父に岸信介元総理、父に総理を目前に逝った安倍晋太郎元外相をもち、維新の英雄・高杉晋作の気質を受け継ぐ長州人にして、時代に即した確固たる国家観を持つ政治家として人気を博す。官房副長官時代に脚光を浴びた拉致問題への取り組み、朝日新聞を始めとするメディアとの論争、そして官房長官就任―。「小泉後」に一番近い男の国家理念と、輝かしいその血脈をたどる。

内容説明

「自民党をぶっ壊す」と言って成立した小泉純一郎政権は、二〇〇五年の総選挙で大勝利を収める。そして、官房長官という内閣の要職に就いたのが、国民的人気を誇る安倍晋三その人である。祖父に元総理・岸信介、父に総理の椅子を目前に逝った安倍晋太郎をもち、維新の英雄・高杉晋作の気質を受け継ぐ長州人にして、時代に即した確固たる国家観を持つ―。官房副長官時代には北朝鮮拉致問題への取り組みで一躍脚光を浴びた。この若手有力政治家の理念と、輝かしいその血脈から、国家が必要とする「宰相の資格」を考える。

目次

第1章 疾走する長州―引き継がれた遺産
第2章 日本再建へ向かって―六〇年安保の岸家
第3章 激動の昭和史の中で―長州から満州へ
第4章 血脈と意志―晋太郎・晋三父子
第5章 宿命の闘い「拉致」―「9・17」平壌の苦渋
第6章 強い日本を目指して―自主憲法制定
第7章 座るべき椅子―「日本」のために

著者等紹介

山際澄夫[ヤマギワスミオ]
1950年山口県下関市生まれ。ジャーナリスト、秀明大学非常勤講師。明治大学卒業。産経新聞政治部で首相官邸、外務省クラブキャップ、ニューヨーク支局長などを経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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