出版社内容情報
それは遠い古代の都のこと。その祖先は聖なる船に乗り、星の海を渡ってきたと神話に伝えられていた。
その都アスカンタは富貴と美にあふれ、人々は翼竜とともに空を翔ける。この国に若き大神官が生まれようとしていた。幻視者ライジアに育てられた銀の髪、銀の瞳の王子イリスである。だが、繁栄を謳歌するアスカンタのうえに、凄まじい運命の序曲が響き始める。
古代の都、その祖先は聖なる船に乗り、星の海を渡ってきたと神話に伝えられていた。都アスカンタは富と美にあふれ、人々は翼竜とともに空を翔ける。だが、すでに凄まじい運命の序曲が響き始めていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさひ
13
ポスト24年組の佐藤史生先生の傑作。今なら少し手垢はついてるジャンルだが登場人物の繊細な感性がよくあらわされている。2015/11/23
mya*
11
先月、知人が貸してくれた。震災後ようやく、読んでみようと手にとってみたら、なんとこれ「地震をめぐる壮大なストーリー」???これを今知る縁の不思議さよ…。第1巻は、その主軸たる人物たちの生い立ちや相関図と彼らが確固たる地位を得んとするまで。災厄の訪れを知っているも、実は幻視能力を持たずに大神官になろうとするイリス。少女マンガのファンタジーならではの硬質な感じ、このカリスマ性をもつ主人公、いい。そもそも「夢見る惑星」ってタイトルからして、もうインパクト大!舞姫シリンも素敵だー。2011/04/16
ホレイシア
11
絵が上手、というわけにはいかないが、知的な会話が楽しい。2008/01/04
はなちゃん
8
傑作と名高いのに未読でした。ああ、この情報量の多さ、古き良き時代を感じ、主人公の暗躍ぶりが『日出処の天子』を思い出されます。わかるようなわからないような先行きに思いを馳せていたら、巻末エッセイにまさかのネタバレを喰らい傷心のまま2巻へ。2024/06/15
ユキモリ
6
再読。無性に佐藤史生さんの作品が読みたくなって。ほぼ手元にあるのにいざ捜すと見つからないものが多く悲しい。これは火星から移住してきた人類が住む古代地球のスケールの大きな話なのに、内容も面白くキャラも立っているのには今更ながら驚愕してしまいました。2012/12/27
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