ビッグコミックス 聖（さとし） 〈３〉

山本おさむ

小学館（2000/10発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784091856036
• Cコード C9979

出版社内容情報

病魔を抱えながら、決してあきらめることなく将棋にすべてを賭けた、夭逝の天才棋士、村山聖。彼の29年の生涯を描いたヒューマンドラマ。

▼第１話／激闘▼第２話／時間▼第３話／誓い▼第４話／夢▼第５話／山椒魚▼第６話／悲しい予感▼第７話／父の手▼第８話／鬼●登場人物／村山聖＜少年・青年期＞（のちの伝説的棋士・村山聖九段。重い病気を患うが、将棋と出会うことで生きる意味を見いだしてゆく）、森信雄（聖の師匠。奨励会の幹事）、加瀬（聖が入ることになった奨励会の古株）●あらすじ／奨励会の古株・加瀬と対局することになった聖。人生すべてを将棋にかける加瀬は、怒涛の攻めで聖を追い詰めてゆくが、聖はあきらめずに指し続ける。「指すことは生きること」。聖は将棋に、自分の命をかけているのだ……！（第１話）●その他の登場人物／村山夫妻（将棋に生き甲斐を見つけた聖をあたたかく見守る）、美樹ちゃん（聖が入院生活をしていたころの友達。中学生となり、聖と再会する）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

プロ棋士の養成機関である奨励会は、もしや兵士養成機関よりも過酷じゃないだろうか（エンジェルハートの読み過ぎか・・）。賽の目を当てるような人生を選んだ棋士の卵達。短時間に何千手と相手の先を読まねば負け・・生と死は病院の中だけではなかった。これもkindle無料版で３巻も読ませて頂いた。残り６巻・・さてどうする？！

2016/05/05

[白い駄洒落王]

将棋とはこんなにも熱いものだったのか。

2013/07/19

[またおやぢ]

再読。奨励会での初日の三番勝負...聖の命を削って打ち下ろされた飛車が割れる。生き馬の目を抜く奨励会での対局。加瀬の昇段がかかった一局の相手も聖。自分が生き残るためには、誰かを不幸にしなければならない宿命を背負った棋士の物語第３巻。

2016/05/23

[こん]

人生を賭けてやるべきことがあるというのは、幸せなのでしょうが、何かを犠牲にしなければならないときが必ずくるからこそ、覚悟を決めて取り組まないといけないのでしょうね

2016/05/11

[Hiroki Nishizumi]

盤の前には幸福も不幸もない！

2018/01/23