出版社内容情報
地球が終焉を迎える近未来??バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者・チキン・ジョージを中心に、地球が滅亡していく恐怖と人類の「勇気・正義・愛・生命力」を描いた楳図ワールドの集大成的作品。自然を無視し、無分別に進化発展を続ける我々現代人に警鐘を鳴らす!▼第九章/人類滅亡後の旅(17?18)▼最終章/ムシ(1?11)●登場人物/アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、ドッペル(メカに詳しい)、エリザベス(ゴーマン副大統領の孫娘)、カトリーヌ(ジュウル大統領の娘)、金鉄拳(運動神経が優れている)、岬タロウ(岬総理の息子)、のばら(ローズのクローン)、兼松博士兄(物理学者)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、チキン・ルーシー(ルーシー/チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)
●あらすじ/心やさしいエリザベスの提案で子供たちはチキン・ジョージの死体をチキンヘッドの脇に埋葬し、これからはチキンヘッドを自分たちの守り神とすることに決めた。安心して3日間も眠り続けたアメリカは目を覚し、ドッペルの研究で地球の破滅が宇宙に伝染していることをカトリーヌから知らされた(第九章17)。▼人類が滅亡した後、地球の主となったゴキブリたちは、飢えに苦しむ自分たちをきっと人間が助けに来てくれると信じている。それは、「アメリカの日記」と呼ばれる“聖なる書”(大統領の日記)の最後の1ページに「彼はいつの日か戻る」と書いてあるからだという(最終章1)。▼14歳の誕生日を迎えるニーチェがパニック状態に陥っているさなか、噂通り恐竜の姿に先祖返りしてしまう。ニーチェと同じ誕生日のサーシャも、先祖返りし船内の恐竜エリアに入っていった。10年間の宇宙生活ももう限界かと思われた時、誕生日を迎える人から冷凍保存して最後の人が先祖返りするまでみんなで助かる方法を考えよう、とエリザベスが提案し、氷河期エリアの存在を明かす(最終章8)。●本巻の特徴/エリザベスが洞窟に隠れていたのばらのもとを訪れたシーンから、突然、物語は人類滅亡後の地球で
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 5万年後に意外な結末 プロメテウスの紅…
-
- 電子書籍
- 殴りテイマーの異世界生活 ~後衛なのに…
-
- 電子書籍
- 私立校・中高一貫校生 中高一貫校の勉強…
-
- 電子書籍
- 私の顔にさようなら 単話版 11巻 T…