出版社内容情報
百八竜の殺し屋(ハンドレッド・エイト・ドラゴン)、暗号名はクライング・フリーマン。任務を終えた瞬間にキーワードの後催眠から解放され涙を流す…。
▼第8話/姉貴(1)?(7)▼第9話/雄首冬獄[おしゅとうごく](1)?(5)●登場人物/竜太陽(ロン・タイイアン。クライング フリーマンのコードネームを持つ“百八竜”の頭領。日本名・火野村窯)、虎清蘭(フウチンラン。“クライング フリーマン”の妻。日本名・日野絵霧)、白牙扇(ペー・ヤーサン。虎風鈴の孫)●あらすじ/ある日、竜太陽のもとに海江田四郎という人物が訪ねて来る。世に名高い妖刀「村正」を携えて現われた海江田は、暗殺の依頼の報酬をこの刀で払いたいと申し出るが………(第8話?1)。▼竜太陽を殺しに来た海江田四郎が持っていた刀の「村正」は、持つ者に災いをもたらす妖刀として知られる不吉な刀。暗殺に失敗した海江田亡き後、その持ち主は当然、竜太陽となるのだが………(第8話?2)。●本巻の特徴/竜太陽と虎清蘭の強く結ばれた愛の姿が、妖刀「村正」をどのように処置するかで表される。日本からの然る可き人物からの紹介状を持った者が暗殺者だったことで、竜太陽の命を狙う日本の組織が浮かび上がってくる。●その他の登場キャラクター/海江田四郎(刺客)(第8話?1)、御影正伸博士(日本刀の専門家。虎清蘭の大学時代の恩師)(第8話?2)、石