ビッグコミックス<br> 浮浪雲 〈29〉

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ビッグコミックス
浮浪雲 〈29〉

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  • サイズ コミック判
  • 商品コード 9784091805294
  • Cコード C9979

出版社内容情報

舞台は幕末の品川宿。物事に執着せず、ふわりと生きる問屋場の頭、浮浪雲。子供の教育や夫婦間の問題、はたまた女性のくどき方まで、人生の名人浮浪雲がサラリとヒントを与えてくれる。悩める現代人必読の名作ドラマ!!

▼第1話/無躾居士▼第2話/母恋い念仏▼第3話/初夏の人▼第4話/ふらり舟▼第5話/つつがなく▼第6話/人さまざま▼第7話/お正月▼第8話/鱶(ふか)の寝喰い▼第9話/暮れの秋●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人)●あらすじ/女が原因で妻と別れたばかりの若者。多少なりとも浮浪雲に影響を受けたという若者に渋沢先生は、うわべだけを真似するからそういうことになるのだと言う(第1話)。▼病気の母親の世話をしながら生計を立てている貧しい姉妹。母親の薬代に困った姉は、幼い妹を残し江戸へ出て女郎になる決心をする……(第2話)。▼使用人の女をはらませて、どこかへいなくなってしまった商家の若旦那。どうやら品川にいるらしいという噂を聞いて、女は父親と一緒に若旦那を探しにやってきたが……(第3話)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

11
私は『浮浪雲』を全巻読もうと思っています。112巻まであるので、コツコツ少しずつ読んでいくつもりです。天衣無縫という言葉がぴったりの浮浪雲が、主人公の物語。彼は品川宿の問屋場の主人です。笑える物語もあるし、泣ける物語もあります。江戸の人情を描いた物語と言えるかもしれません。この巻では、「母恋い念仏」が特に印象に残りました。病気の母親を一生懸命看病する女の子が主人公です。運悪く邪悪な男に狙われるのですが、浮浪雲の機転に救われます。結末で悪者になり、自分の善行を胸に秘める浮浪雲がとぼけたタッチで描かれます。2024/05/10

HIRO1970

0
☆☆☆2006/02/01

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