出版社内容情報
酒とバットをひっさげて、一球に命を燃やす景浦安武の野球人生。あらゆる世代を魅了する超ベストセラー。
▼第1話/シリーズを睨んで▼第2話/フルスイング50番▼第3話/七月の鯉のぼり▼第4話/景浦さんなんて怖くない▼第5話/雨の物干し竿▼第6話/8月マリーンズの風▼第7話/キレ・コク・景虎▼第8話/清酒百歳▼第9話/たとえば楽天●主な登場人物/景浦安武(通称あぶ。ソフトバンクホークスの選手で、大酒飲み)●あらすじ/2005年日本シリーズの前哨戦と言っても過言ではない、ソフトバンクVS中日の交流戦。だが、そんな大事な試合にもかかわらず、ソフトバンクのスタメンにあぶの名前はなかった。故障か、作戦か、中日ベンチが判断しかねるなか始まった試合は、5回表まで0対0のままソフトバンクの攻撃を迎えて…(第1話)。▼ソフトバンクとの交流戦を心待ちにしていた阪神の町田公二郎。彼は広島カープから今年移籍してきた14年目のベテランである。しかもそのほとんどが代打稼業とあっては、入団後の16年間を代打ひと筋で活躍してホームラン王まで獲ってしまったあぶの姿に、並々ならぬ興味を抱くのも当然で…(第2話)。●本巻の特徴/昨年初開催のセ・パ交流戦から、プレーオフ制度2年目で加熱するパ・リーグ首位決戦までを、現実のペナントレースの熱気そのままに描いた全9話を収録。終盤には
清酒百歳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
204
あぶさんの第85巻は、現役33年目の景浦は例え打ち取られようとも悔しさを前面に押し出す事はなくなりましたね。少し淋しいですが、でも人としての精神衛生的には全く苦しまずに穏やかに生きていけてこれはこれでいいのではないかと思いましたね。『シリーズを睨んで』ナゴヤドームでの交流戦、中日―ソフトバンクの初戦、落合監督が先発にエース川上を指名すると王監督は景浦をスタメンから外す。試合は投手戦となり5回表に一死一二塁で景浦の代打が告げられ一球目は内角のボール、2球目捕手の谷繁は外角に寄るが川上の球はインコースに来る。2022/07/15
やいとや
2
珍しくヒキで次巻へ続く。つうても大したネタではないだろうけどね(笑)。2019/12/30