六本木の赤ひげ

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087753141
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0095

内容説明

アクショーノフ医師が東京に外国人向けのクリニックを開業して半世紀が経つ。マイケル・ジャクソン、マドンナ、シラク大統領らを診察、A級戦犯の松岡洋右らの「遺言」を聞くなど、有名人から貧しい患者まで、こころに沁みる話がつまっている。スパイ事件に巻き込まれるなど、波瀾万丈の半生は戦中、戦後の裏面史といえる。

目次

第1部 有名人から貧しい人まで
第2部 クリニックの日々
第3部 六十年ぶりの里帰り
第4部 冷戦の狭間で
第5部 困難を乗り越えて
第6部 交友紳士録

著者等紹介

飯島一孝[イイジマカズタカ]
1948年、長野市生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。1971年、毎日新聞入社。青森支局を振り出しに東京本社社会部、外信部を経て1991年からモスクワ特派員。1995年にモスクワ支局長となり1997年まで計六年間モスクワで勤務し、ソ連崩壊、新生ロシアの報道に従事。帰国後、東京本社編集局編集委員、外信部編集委員を務め2002年から紙面審査委員会副委員長
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感想・レビュー

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わった

13
外国人専門クリニック院長の、半生と診療について取り上げたノンフィクション。人間として素晴らしいドクター・アクショーノフ。激動の時代に巻き込まれながら、しかも第二次世界大戦の満州、日本、ロシア革命後のソ連に巻き込まれ、時には疑いをかけられながらも生き抜いたドクター。時代に翻弄され、ワーカホリックで休む時間もなかったかと思います。今はゆっくり休まれて、マイケルとゆっくりお話でもしてしてほしいなと思います。2019/12/19

Reina R

5
ネットで見かけて知った六本木の赤ひげことアクショーノフ医師の半生が書かれた本。有名人患者から貧しい不法滞在者まで分け隔てなく診る彼の半生は本当に興味深く波瀾万丈という言葉がぴったり。2014/01/23

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