内容説明
あなたは論理的な思考のできる人だろうか?知性をもった話し方で、自分の考えを示しているだろうか?議論の最中に話の筋がずれてしまったり、周囲の失笑をかったりしたことは?本書は、二項対立思考、型思考、背伸び思考といった著者独自の方法論で、知的に見える話し方や他人の意見の知的な分析方法、スルドイ質問や反論の仕方などを伝授する。そして、最終的に「ホンモノの思考力」を手に入れることを目指すものだ。まずは、「口ぐせトレーニング」から始めてみよう。見よう見まねで言葉にするうちに、考え方の基本が身につき、論理の技術も手に入る。もうこれで、バカとみなされることもない。議論も会議も怖くない。あなたの知性はホンモノになる。
目次
第1章 二項対立思考と型思考と背伸び思考
第2章 二項対立で考えを練る
第3章 「型」を用いて知的に話す
第4章 「型」を用いて他者の意見を知的に理解する
第5章 「型」を用いて知的に反論する
第6章 背伸びをして知識を自分のものにする
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小論文の指導に携わり、独自の小論文指導法を確立。小論文指導ゼミナール「白藍塾」主宰、東進ハイスクールでも指導にあたる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。