実録!少年マガジン名作漫画編集奮闘記

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  • サイズ A5判/ページ数 543p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784063646542
  • NDC分類 051
  • Cコード C0979

内容説明

漫画と、直接または間接にかかわってきた著者が、経験と考察から築き上げた独自の漫画論、編集者魂をまとめた、編集者必読の書。

目次

第1章 “漫画新世紀”を創った男
第2章 偉大なる実験!―少年週刊誌創刊
第3章 ある月刊少年誌の一生と“少年漫画”の出現
第4章 手塚治虫はこうして“漫画の神様”になった
第5章 日本列島に「巨人の星」「あしたのジョー」旋風
第6章 梶原一騎原作の神髄ここにあり
第7章 『少年マガジン』長期低迷の真相
第8章 漫画が“MANGA”になった日
第9章 熾烈!少年漫画メディア戦争
第10章 漫画有害論再考
第11章 総括!年表的“少年漫画”進化論

著者等紹介

宮原照夫[ミヤハラテルオ]
長野県伊那市出身。1956(昭和31)年、株式会社講談社に入社。少年クラブ編集部所属となる。59年『週刊少年マガジン』創刊のため同編集部に異動。「ちかいの魔球」「紫電改のタカ」「黒い秘密兵器」「ハリスの旋風」「巨人の星」「あしたのジョー」などをプロデュースし、71年、少年マガジン編集長となる。73年に『テレビマガジン』、74年に『月刊少年マガジン』を創刊し、兼任編集長となる。少年マガジン編集長退任後、80年、『ヤングマガジン』を創刊し、同誌編集長に。その後、編集総務局長などを歴任し、92年、マルチメディア事業局長となり、「GOHST IN THE SHELL~攻殻機動隊~」などのアニメ製作に携わる。1999年、株式会社コミックス代表取締役社長に就任。取締役相談役を経て、2004年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぶんぶん

2
久々に引っ張り出してみました。 当時の熱気が蘇りますね。2012/12/18

アヴィ

0
伝説の編集長による少年マガジン黄金期の奮闘物語。手塚治虫や梶原一騎といった面倒くさい天才達を側面で支え、数多の人気漫画が生まれるところは、漫画がいかに作家独りではなくチームプレーで出来上がるかがよくわかる。2025/07/09

木々 孝太郎

0
少年マガジンの歴史と言うよりも手塚治虫研究と言った方が良いのかも知れない位、著者の濃密な漫画論文書と感じた。 特に手塚治虫は天才ではなくて、努力家である。大量のインプットとアウトプットをしているとの説はちょうど精神科医の樺沢紫苑氏が書いたアウトプット大全を読んだばかりなので妙にしっくり来てしまった。 あるエピソードで、あしたのジョーがもしかしたら一発屋ジョーというタイトルに決まっていたかも知れないと書かれており、タイトルの大切さを妙に理解することができました。2018/11/15

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