出版社内容情報
聖魔の魂の秘密と王家の謎を解くララの旅! ララとバビロンは長い旅路のなかで、自分の場所で誠実に生きる人々に出会い何を思うのか聖魔の魂の秘密と王家の謎を解くララの旅! ララとバビロンは長い旅路のなかで、自分の場所で誠実に生きる人々に出会い何を思うのか
香月 日輪[コウヅキ ヒノワ]
著・文・その他
内容説明
失われたグランディエ王朝最後の王女ララは、何者かに付け狙われていた。王家の暗い歴史と自らにかけられた謎を解くには、時の魔術によって王家創始期に立ち返ってみるよう助言を受けたララ。術法の使い手魔道士ビベカに会うため剣士バビロンと旅路を急ぐが―。運命の少女が繰り広げる神秘と魔法の冒険物語!
著者等紹介
香月日輪[コウズキヒノワ]
和歌山県生まれ。『ワルガキ、幽霊にびびる!』(日本児童文学者協会新人賞受賞)で作家デビュー。『妖怪アパートの幽雅な日常1』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2014年12月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco
28
シリーズ2作目。ララとバビロンのやり取りに笑い、道中立ち寄った場所でのふれあいにほろっとし、新しい出会いにワクワクし、楽しい読書でした。これからさらに賑やかになっていきそうで、続編が待ち遠しい。2015/03/28
DONA
17
ページ数が少ないですが、色々な出来事が詰め込まれていて読みごたえがある1冊です。彼らの旅がこれからどうなっていくのか、彼らの関係はどうなるのか、色々気になることがあります。まだまだ続くようなので読み進めたいです。2019/06/01
杏仁
14
発売しているはずなのに近所の本屋さんで見当たらず何日か待ってみました。そうしたら一冊だけ棚で見つけてようやくゲット出来ました。年の差夫婦として話が進んでいるところが子供向けにとどまらないです。冗談で演じている夫婦関係のようでドキッとする場面もあったり。こんな話も香月先生は書けるんですね。本筋も進み、登場人物も増えて面白くなる一方です。2015/04/14
いえっさ
11
1巻に比べてバビロンとララの絆が深くなっていてにやけました。魔導師ビベカに会うため、いろんなところに寄り道(人助け)をしながら進む2人。まだビベカに会ってないのにだんだんページ数が減ってきて焦りました。ようやく目的の場所に辿り着いたと思ったら『ええー!?』と2人と同じように驚愕。でもそこは香月さん、さすがです。読んでいると、この2人にくっついて旅をしているような気持ちになれます。次巻も楽しみです。香月さんの新しい物語が読めないのは残念でなりません。御冥福をお祈り致します。2015/05/04
HaRuKaBe
10
しばし積読本と化してたものを読み始め、1日で読了。 そんなに長くなく、テンポが早いのでサクサクっと。 前巻から間が空いてたので初っぱな???が続いたものの徐々に思いだし楽しくなってきたり。 にしても、二人旅が2巻にして4人(?)旅に・・・これ、まだ増えてくのかな? 自分の中では何故か二人で固定だろうと思ってたのでちょっと驚いてしまった。 でも楽しい旅になりそうなのでgood! 3巻待ってまーす!!2015/04/16