出版社内容情報
【内容紹介】
艦橋に白旗を掲げたまま、N.Yへ前進を続ける「やまと」。米海軍対潜ヘリの威嚇攻撃の中、国連特使として出動した深町らは、ヘリから宙吊りで「やまと」への乗艦を果たす。米海軍は、空母「J・F・K」の巨体で「やまと」を押し潰す作戦を決行。両艦は正面衝突をし、「やまと」は、艦橋に海江田を残したまま潜航した。奇跡の生還を果たした海江田を、N.Y市民は熱い声援で出迎えた!そして海江田は、4カ国原潜の集結と、国連総会の開催を要求した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomoichi
13
何かアメリカ大統領が可哀想に見えてきた。2024/07/27
モルテン
7
ニューヨーク沖海戦が一段落して思うのは、深町は一体何のためにここまで来たのかということ。ただ怒鳴り散らして軟禁されただけで終わったのでは……。しかし、この漫画はまだあと文庫本で2巻残ってるので、残り2巻で彼の存在意義があると信じる。それにしても、現在のアメリカを見ると民主主義万歳とは決して言えないのだが、この漫画のアメリカと世界は理想の民主主義たろうとし、しかし、それに反して野蛮を夢見てる。2025/02/13
ヤギ郎
6
シリーズ第14巻。深町二佐たちは「ヤマト」に乗り込む。冷静沈着の海江田と熱い深町の対比がいい。2021/11/27
フリスビー
6
「国家が軍事力を行使した時に、死ぬのは個人です。今必要なのは、戦争を拒絶する個人の断固たる意志であり、個人の意志を世界的に集めるシステムの構築です!」。艦橋に海江田が立ったまま、空母J.F.Kと正面衝突するやまと。沈没かと思われましたが、衝撃を逃がしながら潜航し、浮上。ニューヨーク市民の歓迎の中、やまとは国連総会の開催を要求します。今の文化や民族、尊厳はそのままに「世界政府」を作ることは出来るのでしょうか? それが出来るのなら、確かに核廃絶は出来るでしょうね。「平和」までは保証できないでしょうが。2013/07/09
元気ハイター
2
本当にダメかと思いましたが、海江田艦長は行動で示す男でした!少しのムダがあれば『やまと』は確実に沈んでいましたが、奇跡を起こし続け、遂に米大西洋艦隊を振り切ります。神や悪魔に見られた海江田四郎という人物も、一人の人間だと思わせるシーンがいくつかありました。優男で仲間を信頼し、自分の使命に誇りを持っている。部下たちは魔法にかけられたのではなく、艦長のことを信頼しているのだと思いました。深町特使を唸らせ、ベネットをも感動させた海江田艦長に不穏な影。銃の組み立てをしていた男が思い出されます。嫌な予感がします!2015/06/05
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