白球アフロ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062182522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ワケあって等々力高校にやってきたアフロな黒人転校生、クリスは、弱小野球部の救世主に!? 第7回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作

アフロ×高校野球×恋愛が紡ぎ出す、軽やかにして熱量あふれる青春ストーリー!

選考委員激賞!!

伊集院静氏
各委員にインパクを与えた。ストレートな物語の作りに好感を持った。野球の実戦シーンを一気に押し通した、骨の太さが印象的だった。

角田光代氏
平凡な人生、私たちの生のちっぽけさというものに対する、きれいごとではない本気の肯定が、この作品にはある。

監督! クリス、バントしねえってよ
須永クリストファー。ワケあってアメリカから都立等々力高校にやってきた、アフロでデカくて、ちょっぴりウザいハーフの黒人転校生だ。我らが弱小野球部に鳴り物入りで入部したけれど、メジャーリーガー級の構えとは裏腹に、バッティングはからっきし。しかし、見た目にそぐわぬ堅実な守備でレギュラーを獲得、日本の野球にも慣れていき、教育係に任命された「俺」もひと安心だ。ただ、アメリカ野球で育ったクリスにとって、犠牲バントだけは納得のいかないものらしい。困り果てた「俺」は、バントをすることを条件に、クリスの気になるクラスメイトとの仲を取り持つ約束をするが、それは後に、予想外の波紋を巻き起こすことに……。

【著者紹介】
あさくら・ひろかげ
1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。会社員となるが、その後退職し、現在はアルバイト生活。本作(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。大の阪神ファン。

内容説明

都立等々力高校野球部。甲子園には程遠い弱小校に、黒人転校生がやってきた。アフロ×高校野球×恋愛が紡ぎ出す軽やかにして熱量あふれる青春ストーリー!。第7回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。

著者等紹介

朝倉宏景[アサクラヒロカゲ]
1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。会社員となるが、その後退職し、現在はアルバイト生活。『白球アフロ』(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

74
弱小な高校野球部に、アメリカからアフロの転校生クリスが入部する。文化の、そして高校野球の違い、言葉のニュアンスの行き違いから、上手くいきそうだった歯車がくるってくるが、彼の秘密を知ると…。ライトでテンポのいい展開。野球の試合は?淡い恋の行方は?何一つ答えは出ていないが、それはこちらで勝手に想像しておこう。この時期に読めて良かった。2018/08/23

おかだ

58
良い時期に読めた。平凡な都立高校に転校してきた巨体でアフロのメジャーリーガー風黒人男子・クリスが、特に強いわけでもない平凡な野球部に入部!彼の目から見た、ここがヘンだよ高校野球。ボウズ頭問題とかちょっとタイムリー。バントの文化ってアメリカには無いのか。クリスの父親の事情が分かったところから、話はグッと深みを増す。ぶつかり、相手を知り、急速に成長していく高校球児。眩しい!ラストは、発展途上の彼等の終わりを見せない感じで良かった。けど、コッソリ試合結果だけでも教えてくれよーって思った。2018/08/14

真理そら

57
この夏の甲子園はものすごい応援の慶応の優勝で幕を閉じた。ひさびさに活気のある甲子園でなんとなく嬉しかった。というわけで高校球児の物語を読んでみた。こちらは一回戦を突破できるかどうかという弱小都立高校の野球部。大柄な黒人のアメリカからの転校生が入部してきた(彼のヘアースタイルは中途半端なアフロである)。彼にバントの意義を伝える場面を楽しく読んだ。青春物ではあるものの、この作品の魅力は具体的なプレイの描写だと思う。内野守備の動きが見えるような描写だ。2023/08/26

TATA

54
夏の甲子園予選真っ盛りです。じゃあ久しぶりに高校野球ものを読んでみようと一読。都立の弱小校に現れた米国からの転校生クリスくん。日本のバント至上主義とかアレコレあるのですが、そこはやっぱりね、みんなで衝突しながら乗り越えていくのです。その過程が心地よく。ただ設定の割には真面目一途な展開。もう少し荒唐無稽でもいいかなあと思いましたが、等身大の青春モノとしてはこれでいいんでしょうね。2025/07/27

カナティ

53
甲子園とは無縁の弱小校、等々力高校・野球部に強力な助っ人現る。何と身長190センチ越えの黒人のアフロ!「何でみんなボーズ?Why?」とアメリカと日本の野球文化の違いに戸惑いながらも、みんなと打ち解けて行く転校生のクリス。同じクラスだからとクリスの面倒見の役を引き受けた瀬山は、「バントはしない」というクリスを説き伏せるため、ある作戦を実行するが...。予想以上に面白かったです!試合のシーンも実際に試合を観戦しているかのようにハラハラ、ドキドキ。メンバーのキャラも個性的で楽しめました。次作にも期待します◎2013/10/18

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