天狼星〈３〉蝶の墓

栗本 薫【著】

講談社（1993/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 447p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062062893
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

北海道の温泉町に現われた奇妙な美女と老人。人気のない旅館に隠れるかのように息をひそめる二人を執拗に追う「敵」とは？暴走族、人間蜘蛛、サーカス。そして、ついに、伊集院大介とシリウスの最後の対決が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tanaka9999]

1993年発行、講談社の単行本。3部作で区切りだが竜崎晶が巻き込まれる形で天狼星シリーズは続く。シリーズが終わりそうで終わらなかったのは栗本薫らしいかもしれない。この作品についていえば、前半は妙に間延びして感じる。晶が後のシリーズにも登場することを考えればその紹介ということになるが、それにしても、である。初出が小説雑誌の増刊号なので、そのオファーの枚数のため、とか勘ぐってしまうのだが。後半では話が動きまくり、この部分をもう少し詳しく、と思うのである。

2023/07/11

[二分五厘]

1993.10.30

[ゆりっぺ]

１９９８年５月１５日

[かお]

1998年

[ashmix]

3部作通して乱歩ｽﾒﾙ。

2009/11/13