孤高の外相 重光葵

孤高の外相 重光葵

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 434p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062046114
  • NDC分類 289
  • Cコード C0036

内容説明

たとえ敗戦国であろうとも、外交は対等である―。戦艦ミズーリ号上の降伏文書調印、「日本は東西の懸け橋となる」の名演説を残した国連加盟にいたる外交の表舞台で活躍した「隻脚外相」の生涯。書下ろし長編人物評伝。

目次

第1章 四海を志す
第2章 暑熱のミズーリ艦上
第3章 外交官・重光葵の誕生
第4章 上海での遭難
第5章 軍部との軋轢
第6章 張鼓峰事件と駐ソ大使時代
第7章 和平への希求
第8章 獄窓の日々と東京裁判
第9章 悲運の政治家
第10章 国連加盟への道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Merkava

0
同時代の松岡や吉田、あるいは白鳥あたりと比べれば、重光葵は合理的な事務屋のような人物である。個性がないのも個性と言えるかもしれない。だが、日本を間違った方向へと扇動する行動力あるアジテーターではなく、堂々かつ粘り強い交渉をよしとする重光だからこそ、張鼓峰事件停戦協定、降伏文書調印といった成果を残すことができたのだろう。2012/12/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1918237
  • ご注意事項

最近チェックした商品