内容説明
父・和夫のリベラルな思想を受け継ぎ、母・春子の英才教育を受けた鳩山一郎―議会制民主主義を堅持し、ついに総理へ。日ソ国交回復を成し遂げた最後の大物党人。その生涯を通して、現代における政治家の条件に迫る。
目次
序章
第1章 英才の家系の祖・鳩山和夫
第2章 良妻賢母・鳩山春子
第3章 青年政治家・鳩山一郎の誕生
第4章 大正デモクラシーと鳩山
第5章 政党政治の終熄
第6章 大平洋戦争と鳩山の冬の時代
第7章 終戦、そして追放の日々
第8章 怨みぞ深し、吉田内閣
第9章 ワンマンとの戦い
第10章 ついに総理の座に
第11章 宿願の日ソ国交回復
終章