手塚治虫漫画全集 〈２３９〉 ショート・アラベスク

手塚治虫

講談社（1982/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784061732391
• NDC分類 726.1

出版社内容情報

【内容紹介】
世のモテない男どもに朗報！ホルモンのはたらきで強烈に女心を刺激する薬が発明された！！しかし、その効き目は意外な所に現れて……。「成功のあまきかおり」ほか、抱腹絶倒のショート・ショートを集めた傑作短編集！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[K K]

久々に再読。圧巻！鳥肌が立ちました。やはり手塚治虫を超える人はいませんね。

2017/06/03

[FK]

「アラベスク」はアラビア風の、という意味とか。15短編。単発ものがほとんどだが、「刑事もどき」だけは長く読みたかった。2編で終わっている。こういう作品にも運不運があるということだ。概して明るく楽しめるような作品群ではない一冊であった。最後に収録されている「成功のあまきかおり」は氏もあとがきで「駄作」と書いているが、手塚作品にしては珍しいくらいのひどい代物だ。他の14編のように大人向け雑誌に描かれたものならまだしも、これは「少年ジャンプ」であった。誰にでも調子が悪い時というのはあるもの、ということか。

2015/07/17

[松田望]

大人向け掌編中心の短篇集。寓話もあれば、実験的な作品もあり、ミステリもあり。ジャンルも違えば物語のアプローチの仕方もバラエティに富んでいて、手塚氏の短編の特徴は……と単純に定義することができない。物語作りにどれだけたくさんの引き出しを持っているのだろう。

2014/05/05

[H Tasuku]

Kindleのセールで購入。 短編集。 他の作品でもだが、教訓や風刺のような漫画でした。 テンポがよく、スラスラ読み進められました。

2016/07/15

[歩兵]

男の悲哀みたいなものが滲む作品が多く、悲しいやら情けないやら笑えるやら。

2013/03/22