内容説明
いとしい日本列島をスイスイとのし歩こうではないか。安くておいしく贅沢な快楽旅行虎の巻大系。
目次
第1部 北上編(宇都宮から日光、会津へ;氷見から能登、山中温泉へ;村上から酒田、新庄、盛岡へ;青森から函館、長万部、登別へ ほか)
第2部 南下編(清水から浜松、琵琶湖へ;米子から萩、山口市へ;四国一周;博多から佐賀、唐津へ ほか)
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年、静岡県浜松市生まれ。月刊「太陽」編集長を経て、作家活動に専念
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろべると
7
もう20年以上前の本だが、独特の文体で温泉紀行を綴る。高級旅館にも泊まり、美味いものを食べまくるが、一方でカップ麺を啜ったり、不味いもの、寂れた風景に味があるとも言う。おそらく一介の?サラリーマン生活の経験から得られた、著者の信条であるのだろう。それにしてもよくもこれだけ日本全国津々浦々の温泉を回ったものだ。それも雑誌の連載ということで、常に複数の編集者を従えて。彼らが会社の経費で同行して飲み食いしまくる様には違和感を禁じ得ないが、かつてはそうしたことも許されたのだ(もしかして今もやってたりする?)2022/09/19
hitsuji023
4
のんびり旅行はするのも楽しいが、読むのも楽しい。 温泉とビールは最強の組み合わせだと思う。 2016/02/14
雲をみるひと
3
15年前に出版された旅行記。旅先はローカル線や温泉にターゲットを絞っているわけでなく、作者のセンスで決められているように感じた。そのためか全10編の中で濃淡が見られる。個人的には北海道編が面白かった。 この作者が好きな人にはよいかもしれないが、やや纏まりのない印象を受けた。2018/11/23
にゃん吉
1
日本全国の温泉をローカル線で巡る旅。一日にいくつも温泉に入って、それぞれの温泉の特徴を多彩且つ独特の表現で形容するあたり、温泉がホントにお好きなのだなと。気の合う友人と、温泉に入り、土地の美味しいものを食べ、呑んで、興に乗って俳句を詠み合う旅の様子が、何かとても惹かれるものがありました。 2019/04/30
jupiter68
1
いいわ。自宅で読んでもよし。旅の最中で読んでもよしだ。非日常の中に身を置けることは新しい発見があっていい。旅はいいものだ。その意味では、日本はある程度の大きさがある国でよかった。シンガポールやバチカン市国などに住んでいると国内旅行はできないから。これを読み、さらに出かけたくなる。2018/08/07
-
- 電子書籍
- 【全巻セット】VENUS~ヴィーナス~…
-
- 電子書籍
- 負けヒロイン救済計画【タテヨミ】第70…
-
- 電子書籍
- 妖精のくれた恋【分冊】 7巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- ブラックバイトに騙されるな! 集英社ク…