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詳解 武装SS興亡史―ヒトラーのエリート護衛部隊の実像 1939‐45

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  • サイズ B6判/ページ数 455p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054013186
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0098

出版社内容情報

最大時38個師団、約60万名の兵力を有し、ドイツ軍のあらゆる戦線で熾烈な戦闘を繰り広げたヒトラーの私設エリート部隊「武装SS」とはいかなる組織だったのか? 武装SS研究の第一人者である筆者が、その実像を余すところなく分析する!

内容説明

最大時38個師団、約60万名の兵力を有し、ドイツ軍のあらゆる戦線で熾烈な戦いを繰り広げたヒトラーの私設エリート武装部隊の誕生と発展、そして滅亡までの軌跡を描く。

目次

第1章 創設期―一九三三~三九年
第2章 SS特務部隊から武装SSへ―開戦直後の数か月 一九三九~四〇年
第3章 軍事的名声を求めて―西方作戦での武装SS 一九四〇年
第4章 西方から東方へ―フランスの敗北からソ連侵攻までの期間における武装SSの発展
第5章 イデオロギーの軍事的帰結―ロシアでの武装SS
第6章 西欧人SS―外国人の動員1
第7章 東欧人SS―外国人の動員2
第8章 成長した武装SS―一九四二~四三年
第9章 無惨な最後―武装SSと第三帝国の防衛 一九四三~四五年
第10章 汚れた楯―武装SSの犯罪
第11章 再検討と評価

著者等紹介

スティン,ジョージ・H.[スティン,ジョージH.][Stein,George H.]
1964年、コロンビア大学で哲学博士号(Ph.D)を取得。専攻はドイツ現代史。現在(2005年2月)、同大学名誉教授。武装SS研究の第一人者として知られる

吉本貴美子[ヨシモトキミコ]
陸上自衛隊幹部上級英語課程(AOE)修了。元防衛庁情報本部(DIH)勤務。翻訳家

吉本隆昭[ヨシモトタカアキ]
東京大学文学部(西洋史学科)卒。筑波大学大学院博士課程(史学)満期単位取得。哲学博士。ドイツ第三帝国・第二次大戦(ヨーロッパ戦線)が専門
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒崎ディートリッヒ

1
ナチスドイツ武装SSの栄枯盛衰を描いた、歴史資料。 武装SSについては、ドイツ軍服の人気が(俺もドイツの軍服は大好きです。ヨーロッパの軍服全般に格好良さを感じますけど)高いせいか、海外でも日本でも武装SS軍装や兵器、戦術に関する資料は多くとも、その「真実」について書かれた正確な歴史資料は少なく、本作はその数少ない資料集の一冊です。 武装SS、あの黒い軍服といい憧れる所は多いですね。ですが、やはり彼らの本質は邪悪ととらえられることは避けられず、どうしても悪者扱い。 そんな彼らの現実が、この資料に書かれる。2014/04/10

べる鈴

1
ヒトラーの親衛隊とも呼ばれる武装SSの実態に迫る書籍です。 個々の作戦よりも人員構成、組織の変化、イデオロギーなどに重点を置いて解説しています。ナチスドイツの第四の軍隊なのか否か、一般SSとの違いは、そしてヒトラーとヒムラーの武装SSに対する考え方の違いなどに興味ある人にお勧めです。2012/09/17

allSS0413

0
ナチスドイツの武装親衛隊の始まりから終わりについての本。武装親衛隊という名前は知っていたし、ホロコーストを実施した事も知っていたが、どういう組織なのかあまり知らなかったので勉強になった。ドイツ国防軍とはまた別の軍隊だとは・・・。アーリア人の精鋭として始まった軍隊が敗戦が近づくにつれて外国人部隊になっていくのはなんだかなぁと思ったり。個人的にはナチスに協力した外国人の本とか読んでみたい。2016/09/13

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