「電池が切れるまで」の仲間たち―子ども病院物語

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  • サイズ B6判/ページ数 152p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048838566
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「幸せ」とつぶやいて亡くなった真美ちゃん、「命」の詩を書いた由貴奈ちゃん、白血病を克服し医師を目指す盛田君…。長野県・豊科町に、赤いとんがり帽子の屋根の長野県立こども病院があります。難病のこどもが多く、家族と離れて病気と闘っています。でも、入院生活はつらいだけではありません。退院したこどもたちは、「楽しかった」と口をそろえます。これは、こどもたちと家族、医師、院内学級の先生たちが体験した、真実の「命」の物語です。

目次

「幸せ」
「命」
いちばん小さな学校
友だち
「親の思い」

著者等紹介

宮本雅史[ミヤモトマサフミ]
1953年、和歌山県生まれ。慶応大学法学部卒業後、産経新聞社入社。93年、ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。退社後、書籍編集者を経て、2003年7月よりフリージャーナリスト。編集者時代に、長野県立こども病院のこどもたちの詩に出会う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

池山 琴

4
院内学級の存在が多くの人にとって大切な場所であったと知った2023/03/15

池山 琴

4
院内学級での子供たちの元気さに驚いた。2021/04/08

のっち

4
子どもでも読める。ぜひ読んで欲しい。小学4.5年生なら理解できるでしょう。命について考え、友達と支え合ってほしい。それから、いじめもなくなればいいな。勉強ができる有り難みは、まだわからないかもしれないけど...。子どもたちのために、そのような環境を作って頂いてる方々に感謝します。2014/04/22

鈴蘭

2
院内学級のことや、そこに通ってた子供の親の思い、院内学級から退院した子供のその後の話など、6つのエピソードが詰まっている。2019/09/13

ユーさん

2
身体にハンディは、あっても、精神力は人一倍。「生きたい」「勉強したい」病気にならなければ、何も思わない様な、ごく当たり前の事をこの子達は一生懸命無我夢中に立ち向かっている。ちょっとした事で弱音を吐いてしまっていた自分が、情けない・・・2013/12/10

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