角川選書<br> 京の花街ものがたり

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角川選書
京の花街ものがたり

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047034488
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0321

内容説明

芸妓や舞妓をまねいて享楽する、京の花街特有の「お茶屋あそび」。近現代の京都では、お茶屋の集まる街区を「花街」と呼びならわしてきた。江戸時代からの京の花街の姿を、史実と伝承から丁寧にたどり、お茶屋を中心とした空間レンタル業の成立と機能をさぐる。京都に誕生した享楽空間の実態に迫る、刺激的な一冊。

目次

第1章 遊所の盛衰
第2章 茶屋の遊楽
第3章 席貸の系譜学
第4章 祇園町と山猫
第5章 京花街の近代
第6章 京花街の周辺文化―雇仲居と席貸(戦前編)
第7章 消えた遊所

著者等紹介

加藤政洋[カトウマサヒロ]
1972年信州生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。専攻は文化地理学。立命館大学文学部教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

0
再読。近代花街の立体的な読み解き(その分、体系的な見取り図提示はちょっと難があるけど)。読むたびに発見がある。2015/10/03

Rollin'

0
京の花街の歴史が詳細に調べられており資料的価値も十分ある。いつの世でも、男と女の欲望が都市形成の重要な要素だったのだと再認識した。大阪の花街、神戸の花街とさらなる研究を望みたい。2009/08/19

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