角川文庫<br> 新耳袋―現代百物語〈第1夜〉

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角川文庫
新耳袋―現代百物語〈第1夜〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043653010
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読み終わったとき、あなたに何かが起きる・・・。百話を完結させると怪しいことが起こると語り継がれる「百物語」。自ら蒐集した怪異現象の数々によって「百物語」のスタイルを現代によみがえらせ、一大怪談ブームの火付け役となった稀代の怪談実話集!

木原 浩勝[キハラ ヒロカツ]
著・文・その他

中山 市朗[ナカヤマ イチロウ]
著・文・その他

祖父江 慎[ソブエ シン]
著・文・その他

内容説明

見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか…。百話を語り終えると、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代に甦らせた、かつてない怪談集シリーズ第一弾。

目次

幼い時に見聞きした六つの話
大学時代に見聞きした七つの話
車や路上に出るものの十三の話
家族の中に出るものの十六の話
得体のしれないものの六つの話
写真やビデオに写るものの八つの話
狐狸妖怪を見たという十二の話
不思議な空間の六つの話
植物に関する三つの話
死んだ者に関する十三の話
聖域であった三つの話
くだんに関する四つの話
百物語に関する不思議な二つの話

著者等紹介

木原浩勝[キハラヒロカツ]
1960年生まれ。怪異蒐集家、「怪談之怪」「怪談団」発起人

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
放送作家、オカルト研究家、怪異蒐集家、「怪談之怪」発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

117
前から読んでみたいと思っていた怪談集。様々な種類の怪談が収録されており、夢中になって読める。個人的に特に怖いと思ったのは第三章の「車や路上に出るものの十三の話」。夜道やトンネルを走るのが恐ろしくなる。トンネルの中は得体のしれないものが、巣食いやすいのだろうか。それほど怖くはないが不思議な話も多く収められており、そのタイプが一番の好みだった。修学旅行で泊まった旅館で出会った子供とか雪の日の都会の不思議、月が二つ出る山の話など、日常生活にふと顔を出す不思議な世界が印象に残る。2018/07/05

KAZOO

97
江戸時代の奉行であった根岸鎮衛が著した「耳袋」という本にちなんでこのような題名がつけられたということですね。さまざまな話を集めて1冊に99の話をうまくちりばめられています。私はこの手の話が大好きで、三津田さん、加門さんの本をかなり読んでいます。それとは異なり短くエッセンスをまとめてくれているのでちょっと電車やバスの中で読むにはちょうどいいと感じました。続けて読んでいきます。2022/04/27

おか

78
読友さんのレビューで知っていた本 たまたま図書館の返却棚で見つけちゃいました、、、第十夜迄有るんです、、、(点々の意味は 多分解って頂けるかと 笑)本当にあった怖いお話の文章版です。色々な人々からの聞き語りで 怖いことは怖いですが それでも 震え上がるって事は無かったかな^_^怖かったのは 京極さんの序文?百物語ってうたっているのですが 99話しか無いんです その理由は 「あなたの棲むその世界を勘定にいれれば、、、」って事です。さぁ 十夜目指して 読み進めますか 笑2018/11/02

ヴェルナーの日記

74
各章ごとが、とても短いのでかるい読み物としては最適。内容自体は、とくに怖い話はない(個人的な感想)が、この本は、一晩で一気に読めてしまうことのほうが怖いと思う(果たして内容が金額と釣り合うかどうか…… などなど。これも私的な感想です。木原先生、中山先生、ゴメンナサイです!)。2015/07/22

じゅんぢ

46
怪談本といえば、やっぱりこのシリーズ。人に語りたくなるような話が複数、掲載されていてたまに、再読したくなる。2019/09/08

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