目には目を

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041133804
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】

重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

内容説明

重い罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る―。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

著者等紹介

新川帆立[シンカワホタテ]
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業、同法科大学院修了後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

313
新川 帆立は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、ノンフィクションの様な目には目を少年法社会派ミステリの佳作でした。 私は、ハムラビ法典を支持します。幼い一人娘を殺害されたら、復讐するかも知れません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322209001697/2025/03/07

bunmei

251
これまでの帆立作品とは違い、ある殺人事件の関係者への取材形式で展開し、シリアスなサスペンスとして語られていく。少女殺しで少年院に送られた少年Aが、刑期を終えて退所後にその少女の母親に殺される事件が発生する。その事件には、娘の復讐を誓った母親に少年Aの居所を密告した少年院仲間の少年Bの存在が明らかになる。その少年Bの行方を追うライターの仮谷は、少年院仲間1人1人に取材をして、真相を突き止めようと調査を始める。そして、ラストに仮谷の素性と少年Bの正体が明かされた時、あまりにも切ない真実が待ち受けている。 2025/02/13

名古屋ケムンパス

187
殺人者への被害者側からの報復が是となる可能性はないのか。そして、殺人者の最上の償いは自らの死をもって行うことなのかを真正面に問います。物語はN少年院で生活をともにした6人の少年の少年院の出来事とその前後の境遇を具に辿ることで展開します。本作品では、その命題を解く鍵を「殺人者による被害者側からの死の要求を受け入れること」としているのですが、新たな死を受け入れることは受け入れることができない死の招来の堂々巡りを繰り返すのです。この堂々巡りこそが殺人の罪なのかもしれません。本作は間違いのない傑作です。2025/03/31

hirokun

184
★3 犯罪被害者遺族の報復感情と近代法制度の葛藤をテーマにした作品であったのかと思うが、推理小説としては捻りに欠けるように感じるし、重いテーマを熟考させるにしては、作品の展開に深堀がなかったように思った。報復感情と法制度、少年法との葛藤については、過去に読んだ他作家の作品で非常に自分事としても考えさせられた事があったため些か厳しい読後感になったのかもしれない。2025/03/02

のぶ

184
弁護士出身の新川さんらしい作品だと思った。罪を償うとはどういうことなのか、少年犯罪をテーマに描かれた作品です。少年Aは過去に殺害した被害者の遺族に、「目には目を、歯には歯を、死には死を」という理由で殺害されます。大切な家族が奪われ、残された家族は苦しみの中生きていかなければならないのに、罪を犯した加害者が未成年であったことで、数年で少年院を退院し、のうのうと生きていることが許せない。密告した少年Bは誰なのか?というミステリー要素を追いかけながらも、ラストは思いがけない感動が待ち受けていた。2025/02/16

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