感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
38
2011.07.13 (本多勝一) 1932、信州伊那谷生まれ。新聞記者。(おわりに) 講義録、朝日カルチャーセンター、1978。(解説=上田敏) リハビリテーション医学。(はじめに) ジョン=ガンサー『ヨーロッパの内幕』『アメリカの内幕』『ガンサーの内幕』イ.『塩見岳登山記』。 赤石山脈(南アルプス)、3047m、高二。菅江真澄、橘南谿。松浦武四郎、江戸時代最大のルポ作家。北海道。2011/07/14
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
15
数々のルポルタージュを世に出してきた著者による、自身の経験をふんだんに織り込んだルポルタージュの技術的指南書。数年前に取材記者をしていた時には、筆者のように長期にわたる海外取材を行い一冊の本にもなるルポを仕上げることなんてそうそうあるわけないじゃん、なんて思ったりもしたものだが、あらためて読み返してみると、実体験に裏打ちされた取材記者に必要なエッセンスが盛り込まれた本だと、いまさらながらに気づかされた。万人向けの本ではないけれど、報道の現場で働く人にとっては、少なからず得るものがある書だと思う。2011/05/18
★★★★★
5
これは意外にもというか、参考になるところが多かった。中学校時代の作文を載せちゃうところなんかは、まあさすがというべきか。2010/07/28
riow1983
1
かつては小説家がルポライターを兼務していた。バルザックが19世紀のパリを、ディケンズがロンドンを、ドストエフスキーがペテルブルクを描いている。ところが時代の進行速度が速まった1930年代以降、のんびりとした小説では刊行速度的に追いつかなくなり、ルポルタージュが小説から独立していった。そういう意味で小説とルポルタージュの境界線は曖昧なのだ。取材してから小説を書くということだって一般的なことだ。面白い。2014/04/12
夜郎自大
1
1992/7/14