朝日選書<br> 江戸期のナチュラリスト

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朝日選書
江戸期のナチュラリスト

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022594631
  • NDC分類 499.9
  • Cコード C0321

内容説明

珍しいものをみつけたい。大名、侍、愛好家たちが、こぞって“動植物”に注目した。江戸期・吉宗時代からナチュラリストが輩出、日本の動・植物学の基礎を確立、その学問が展開されていった。

目次

ナチュラリスト・貝原益軒
将軍綱吉・吉宗と御薬園
青木昆陽と小石川御薬園
薩摩芋と青木昆陽
オランダ本草ことはじめ
蘭学ことはじめ
蘭学とオランダ本草の後継者
若水・正伯の『庶物類纂』
丹羽正伯と『諸国産物帖』
植村政勝の採薬行
駒場御薬園と森野旧薬園
朝鮮人参の栽培
阿部将翁の清国滞在
採薬使・阿部将翁
松岡恕庵の教養
伊藤伊兵衛と松尾芭蕉
きりしま屋伊兵衛
五代伊藤伊兵衛政武
『草花絵前集』と『本草花蒔絵』
時計草と象
異色の本草家・後藤梨春
最初の博覧会、薬品会
朝鮮人参と甘蔗
ホルトノキとオリーブノキ
紅毛本草と秋田蘭画
ツュンベリーと中川淳庵
『救荒本草』と『民間備荒録』
蘭学の中心人物・大槻玄沢
大槻玄沢とタバコ
職業としての本草学―小野蘭山の名声
名古屋本草学の流行―水谷豊文
大名ナチュラリストの集会
植物学の先駆者、榕菴と圭介
高野長英と渡辺崋山
岩崎灌園と飯沼慾斎
植物学者・田中芳男
年表による日本自然誌の歩み