内容説明
ヒキガエルは、昔はいちばん身近な動物の一つでしたが、今は、ほとんどすがたを見ません。カエルのすむ沼や川が農薬や廃棄物でよごれ、田んぼが少なくなってきたからです。また、空気や雨のよごれも関係していることがわかってきました。カエルの皮ふはとてもよごれに弱くて、カビや寄生虫にとりつかれやすいので、真っ先に環境の変化のえいきょうを受けるのです。カエルのことを知ることで、カエルがもっとすきになり、環境のたいせつさがもっとわかるようになるといいですね。
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
日本動物科学研究所所長
サンパール[サンパール]
カナダで風刺画や子供向け小説の挿絵などを手がける、多彩な才能の作家・アーティスト。『知ってるかな?』シリーズ『ハイエナ』の挿絵で、2004年カナダ総督賞を獲得。カナダの漫画雑誌「Safarir」の作品などで知られている
金谷武洋[カナヤタケヒロ]
モントリオール大学東アジア研究所日本語科科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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