内容説明
団塊世代の足元に、人生の“断崖絶壁”が広がっている。認知症、がん、人間関係、お金等々、問題は山積。うまくやっている人、やれない人は何が違うのか? ビートたけし、堺屋太一、弘兼憲史、ガッツ石松、山折哲雄、曽野綾子……医師から各界の賢人、達人に総力取材。「『決まり事』を作って認知症に備えよ」「『安楽死』は誤解だらけ」「男性ホルモンが幸福の源になる」――知らなかったでは勿体ない「70歳から」の歩き方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
22
同じ団塊世代としてタイトルに惹かれ購入、テーマが認知症、がん、人間関係、お金など多岐にわたっており全体的にまとまってるが正直新鮮味に欠けてるのが読後感である、この類の老人本が巷にあふれてることも影響してるかもしれない。2018/04/15
ごへいもち
14
私のイメージする新書とは違うなぁ2018/05/05
田中峰和
3
団塊世代3年間の出生数は800万人超、近年の1年で百万人に比べれば2.6倍になる。急増する労働人口が経済成長を支えたが、人口減少期に国力が衰退するのは仕方ない。しかもそのボリュームの大きさは年金、健保で日本経済を破綻に追い込む。団塊世代で既に認知症の患者もいるが、85歳で半数、90歳では8割が発症する。長寿と認知症はセットなので、ボケたくなければガンなどで早めに死ぬしかない。年々寿命が伸び続けるのも喜べない。介護費用やガン特効薬、最先端医療は財政破綻に追い込むが、延命を望まない老人を生かす無駄も問題だ。2018/11/02
nene
2
医療費って本来こんなにかかるんだ、ということに驚き、だからと言って治療せずに済ますことも嫌だなと思いながら読んだ。2022/03/18
ちゃーりー
2
団塊世代が長生きすればするほど財政が悪化する、何とも身も蓋もない話だ、その一員として責任を感じる、本書を参考にして終末を考えます、は~(溜息)。2019/01/15