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出版社内容情報
時代とともに変化する民俗宗教.とくにこの50年間の社会の激変は,信仰の情況にも反映している.18世紀来オウム真理教に至るまでの世相史的出来事と歴史の深層との繋がりを掘り起し,日本人の精神構造の一端を究明.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徳島の迷人
3
日本人の信仰と宗教を考える。シラと蚕の再生、弥勒信仰とその相似、ハレとケや節、辰巳、オウムの異質性など。日本の信仰は神道と仏教だけでなく、陰陽道や道教その他諸々の混成と考えた方が良い(ヨーロッパもキリスト教以外が混ざっている)。信仰無き宗教同様、宗教無き信仰も考えねばならない。かつてはトキは反復すると考えられていたり、再正月でリセットしたりする発想は興味深い。20世紀末のオウム後に書かれた本だからか終末感や時代の節への意識があり、当時の民俗学者の時代感も垣間見えるような本だった。2022/09/19
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