出版社内容情報
古今和歌集以来の和歌的伝統の重圧と相克しつつもしだいに革新性を獲得していく江戸詩歌の諸相を,音声・地名・絵画などを切り口に叙述することで,日本詩歌史の大きな転換点としての「江戸」を提示する画期的な試み.
内容説明
古今集以来の伝統的な歌ことばの世界は、江戸という新興都市において、どのように解体して作り替えられ、近代詩歌へとつながったのか。伝統の重圧と相克しつつも漸次的に革新性を獲得していく江戸詩歌の諸相を、音声・地名・絵画などを切り口に叙述することで、日本詩歌史の大きな転換点としての「江戸」を提示する。
目次
序論 江戸詩歌史の構想
第1章 近代への道程
第2章 歌人と伝統
第3章 聴覚世界の拡張
第4章 歌枕から名所へ
第5章 絵画体験の浸透
著者等紹介
鈴木健一[スズキケンイチ]
1960年東京生まれ。1988年東京大学大学院博士課程修了。現在、日本女子大学文学部教授。専門は日本古典文学、詩歌史、江戸時代の文学、和漢比較文学
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