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内容説明
民主主義体制における政府や政治家の行動を理論化した「政治経済学」の中級テキスト。
「良い政府」とは何か? この問題を考えるすべての人にヒントとツールを与える。
国民は選挙を通じて自らが望む政策を実現する政治家をどう選び、正しく政策を実行させるかという民主主義の基本問題の理論モデルが、これまでの政治学には存在しなかった。経済理論を用いてこの問題を分析するのが「政治経済学」である。本書はこの分野の第一人者が、自らの研究等を踏まえて整理したテキスト。
目次
日本語版への序文
序文
第1章 理想的な政府に関する争点
第2章 政府の失敗を解剖する
第3章 政治家と政治的説明責任
第4章 政治的エージェンシーと財政問題(マイケル・スマートとの共著)
第5章 結論と今後の研究課題
『良い政府の政治経済学』解説(下松真之)
訳者あとがき