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内容説明
グローバル化の進展、ICTの進歩、気候変動など不確実な経営環境のなかで、企業のリスクマネジメントはどうあるべきか?
最新の理論研究を踏まえ、リスクマネジャーへの独自調査や多彩な事例研究から、新たなリスクファイナンス手法や保険の活用方法を提案する。
・VUCA時代を生き抜くためのERM・保険戦略、その理論と実践
・リスクマネジャー、損害保険会社、保険ブローカーなどの多彩な視点から日本企業のリスクマネジメントの実態と課題を整理し、キャプティブやパラメトリック保険などの最新事例を紹介。ERMとその一環としての保険戦略を提言する。
目次
第1部 企業リスクマネジメントの理論と現状
第1章 企業のリスクマネジメントと損害保険──歴史を踏まえた将来展望(柳瀬典由・山﨑尚志)
第2章 リスクマネジメントと企業価値──企業の保険需要を中心に(柳瀬典由・山﨑尚志)
第3章 日本企業に見られる保険リスクマネジメントの課題──保険ブローカーの視点から(平賀暁・上垣内真)
第4章 中小企業のリスクマネジメントの動向 (岡田太)
第2部 企業リスクマネジメントの最前線
第5章 ERMにおけるキャプティブの新動向──キャプティブをめぐる経営者と株主の利害対立 (石田成則)
第6章 グローバル企業のキャプティブ活用手法 (隅山淳一)
第7章 パラメトリック保険がもたらすリスク移転の新たな領域 (服部和哉)
第3部 ケースに学ぶ企業リスクマネジメント
第8章 三菱重工の保険リスクマネジメント改革(柳瀬典由)
第9章 INPEXのリスクマネジメント (浅井義裕・石井昌宏)