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内容説明
・輸入は〈脅威〉になりうるか?
・中国等からの輸入の影響はどれくらいあるのか。製造業の雇用や賃金へのインパクトを詳細なデータに基づき分析し「負」の影響を緩和する政策を検討する。
日本の製造業は世界的ブランドであったが、かつての輝きは今はない。とりわけ90 年代以降の中国の経済発展による貿易の影響「チャイナ・ショック」は有名である。その効果は雇用の減少、賃金の低下といった「負の効果」で語られがちだが、本当にそうなのか? 膨大なデータ分析と、負の影響を緩和する「インクルーシブな」輸入政策を模索する。
目次
序章 雇用や賃金にとって輸入は「脅威」か
第1章 「輸入ショック」を知るために―基本データと分析視角
第2章 チャイナショックは雇用を減らしたか
第3章 チャイナ・ショックは給与にどう影響を与えたか
第4章 オフショアリングのインパクト
第5章 国内取引を通じた間接効果はあるか
第6章 インクルーシブな輸入のための政策
終章 経済学者による「輸入ショック」対策を検討する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2024/10/13
Go Extreme
2
輸入は「脅威」か: 「輸入ショック」を知るために―基本データと分析視角: 輸入拡大の影響 雇用・賃金の変化 「インクルーシブ」な貿易 チャイナ・ショック:規模と推移 雇用総数の変化 雇用の創出・喪失 チャイナ・ショックの給与への影響: 従業者と輸入 給与と労働時間 給与格差の拡大 オフショアリングのインパクト: 企業の基本データ 影響の調整 男性従業者の残業時間調整 国内取引を通じた間接効果 インクルーシブな輸入のための政策: 雇用政策の 所得政策 貿易政策・貿易支援策 日本がとるべき施策 2023/11/03