内容説明
これまでの「枠」から外れて、
ワクワクする生き方をしてみませんか。
「ちょうどいいわがまま」という生き方が、いまの時代の日本人に必要です。
残念ながら僕たちの国は経済大国から急激に下降線をたどっています。異次元の金融緩和のもと、「円安のほうが輸出はしやすい」なんて呑気に構えているうちに、その円安を利用されて、外国人に日本の土地やホテルやマンションを買いあさられるようになってしまいました。
こんな閉塞した時代にこそ「わがまま」が大事になるのです。
「もっととんがれ!」のすすめです。
「とんがれる人は、もっと、とんがっていい」と僕は思っています。
腹を据えて、チャレンジする姿勢しか、この国を元気にする方策はありません。
適度なわがままの幅を広げながら、一度きりの人生、欲望を解放させてみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
60
鎌田先生初読み。少々訳あって、郷里に縁がある方の著作や地元を知るための本をピックアップ。身体や心のあり方について先生が話される事柄は、折々に接する機会があったけれども、こうしてまとめられたものを拝見すると、改めて得心させられる。困難にぶつかったり、心の不調を感じたりしたときに、サラッと開いて読むことで、効いてくるビタミンのような本。名言、至言が詰まっているけれども、一つ選ぶとすれば、「価値観を変えるとんがりレッスン」にある、自分の人生の質を高める秘訣は、自分流にこだわって「変さ値」を高めること、だろうか。2024/03/01
パフちゃん@かのん変更
22
「もっと、とんがれ!」のすすめ。日本は個人の自由より、「集団の和」を尊重している。「頑張らない」生き方こそ、わがままの極致。自分らしく生きればいい。自分の得意技を持とう。自分の人生は自分流に生きればいい。でも、他人もその人流の生き方をしていることを自覚し、肝要であることが大事。などなど・・・2024/08/22
香菜子(かなこ・Kanako)
21
ちょうどいいわがまま 一度きりの人生、思うままに生きていい 鎌田流「自分主義」のすすめ。鎌田 實先生の著書。ちょうどいいわがままはむずかしい。自分ではちょうどいいわがままのつもりでも他人から見るとひどいわがまま自分勝手自己中心的。ちょうどいいわがままを身につけられればわがままに生きても誰にも迷惑をかけないし誰からも嫌われない。ちょうどいいわがままを目指したいです。2025/04/20
えりまき
15
2024(124)初めましての鎌田さん。パワフルで柔軟な考えに元気いただきました!第1章「ありのまま」をめざして生きる、第2章「がんばらない」というわがまま、第3章「心のものさし」を変えて自由に生きる、第4章わがままでも「人と上手につながる」ことはできる、第5章「自分らしさを貫く」というわがまま。 2024/05/06
coldsurgeon
6
わがままに生きることができれば、自己肯定感が高まり、自分を大切にすることにつながる。ただしそれは、他人の大切な領域に踏み込まないという意識とセットになる。ちょうどいいわがままというのは、周囲の空気や流れに迎合しないで、自分自身の考えを大事にすることだ。自分の想いにできる限り行動を合わせたいものだ。2023/11/23