内容説明
好評『考えながら書く人のためのScrivener入門』、待望のWindows版!
アイデアを書きためて整理する。アウトラインを組み立てる。収集した資料(画像、PDF、音声ファイル、動画、Web ページ等)をソフト上で一元管理する。それらを元に、文章を執筆・編集する。WordやPDF、プレーンテキストなど様々な形式に書き出す。これらすべての“執筆活動”を強力にサポートする文章作成ツール、Scrivenerの使い方を、初中級者向けに解説します。
短い文章でも長い文章でも、執筆箇所を自在に行ったり来たりしながら書くことができるScrivenerは、 まさに“考えながら”作品を書きたい人にピッタリのツールと言えるでしょう。ネタ帳や参考資料を見たり、話に矛盾がないかを検討したり、進捗率を確認したり…。執筆を効率よく進めるためのあれこれが、Scrivenerには詰まっています。
これからScrivenerを使ってみようと思っている方、あるいは使い始めたけれどいまいち使いこなせていない方、必携の一冊です。
※本書は、 Windows版 Scrivener 3.0.1を使用して解説を行っています。
※電子版はカラーキャプチャとなります。
目次
Chapter1 導入する
1-1 Scrivenerの概略
1-2 インストール
1-3 新規購入とアップグレード
1-4 日本語向けの環境設定
Chapter2 プロジェクトを始める
2-1 プロジェクトを管理する
2-2 バインダーを使ってアイテムを管理する
2-3 複数のテキストを連結して表示する
2-4 テキスト、フォルダ、ファイルグループ
2-5 バインダーの応用
2-6 プロジェクトの応用
Chapter3 構想を練る
3-1 4つの表示形式とインスペクター
3-2 コルクボード表示で構想を練る
3-3 アウトライン表示で構想を練る
3-4 断片を書き留めるスクラッチパッド
3-5 資料を集める
Chapter4 本文を書く・執筆編
4-1 本文執筆の基本
4-2 本文表示をカスタマイズする
4-3 文字数を数える
4-4 書式を設定する
4-5 執筆を補助する機能
Chapter5 本文を書く・資料と管理編
5-1 検索と置換
5-2 資料を参照する
5-3 進捗状況を管理する
5-4 テンプレートを使う
5-5 アイテムを分類する
5-6 テキストの変更履歴を管理する
5-7 コメントと脚注
5-8 ほかの箇所へジャンプする
5-9 画像を配置する
Chapter6 出力する
6-1 コンパイルの概略
6-2 最小限のコンパイルフォーマットを自作する
6-3 コンパイルフォーマットの実践例
6-4 コンパイル以外の出力