内容説明
ガーデニングには欠かせない球根植物ですが、最近特に原種系の品種が人気を集めています。色とりどりの園芸品種のルーツとなっているのが原種系品種です。草丈が低く場所をとらず、病気に強く植えっぱなしでも毎年花を咲かせる手のかからなさと野性味あふれる花の魅力が支持されています。
本書は、そんな原種系球根花の品種と育て方について詳しく解説。
入手の難易度によってグループ分けされた250属1000種以上もの品目を美しい写真と懇切丁寧な解説で紹介していきます。また、品種の紹介や栽培法だけでなく、球根の植物学や増殖・育種や寄せ植えの楽しみ方までを網羅、一冊で原種系球根のすべてがわかる構成となっています。
※球根栽培のバイブルとして活用している読者が数多くいる、35年前に刊行したガーデンシリーズ『球根植物』をベースにしつつ、最新の情報(品種、栽培法)をプラスし、大幅に再構成しました。
目次
序章 球根植物の過去、現在、未来
第1章 球根植物ガイダンス
第2章 球根類の種類と栽培の要点
第3章 原種系球根の魅力&楽しみ方
第4章 資料編ー原種系球根植物‘珍しい種’、‘変わった種’学名・和名リスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
8
2014年。原種かどうかは何とも思ってない。結局、植えたいかどうかで選ぶ。日本の環境で庭に植えっぱなしというのが良いので、スイセン、ショウブ等が今のメインキャストだ。2018/12/14
ねね
0
秋になってなにか球根でも植えたいな〜と思っていながら図書館に行って、見つけた本。 球根といっても養分をためる場所は植物によって茎だったり根だったりさまざま。 原種系球根植物には、見慣れない形の花を咲かせるものが多くてとても楽しかった。 なにより、適さない時期には地面でじっと期を待っていてそのときがきたら急いで花を咲かせるっていう生態が賢いよなあと思った。2020/09/16