【紀伊國屋書店出版部】2月新刊『私はすでに死んでいる――ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳』

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「いやいや、私の脳は死んでるんです。
 精神は生きてますが、脳はもう生きてないんですよ」

【コタール症候群】自分は死んでいるとか、内臓が腐っているという妄想を抱く

「足がなくなってる。うれしくて我を忘れそうだった」
【身体完全同一性障害(BIID)】自分の身体の一部を切断したくてたまらなくなる

「ぼくは彼女を愛してる。でも知っている人に思えない」
【離人症】何ごとにも感情がわかず現実感を持てなくなる

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これらの不思議な病のほか、認知症、統合失調症、自閉症スペクトラム障害、てんかん発作、また超常現象と思われがちなドッペルゲンガーなども取り上げ、当事者や家族、研究者への取材からその実相を描き出す。ときには違法な下肢切断手術の現場に同行したり、みずから体外離脱を体験しようとするなどユニークなアプローチで「私とはいったい誰なのか?」 その謎に神経科学の視点から鋭く切り込むポピュラーサイエンス読み物。

★マイケル・ガザニガ、ニコラス・ハンフリー推薦!
★春日武彦氏(精神科医)による解説を収録!

※【試し読み】はこちら(PDF)

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書評サイトHONZに、
澤畑塁さんによるレビューが掲載されました!

『私はすでに死んでいる──ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳』
「自己」という感覚を脳はどのように構築しているのか

http://honz.jp/articles/-/44615
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私はすでに死んでいる ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳
アニル・アナンサスワ-ミ-、藤井留美
紀伊國屋書店 (2018/02 出版)
ISBN:9784314011563
価格:¥2,376(本体¥2,200)

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2018.02.14 出版  サイエンス