【紀伊國屋書店出版部】4月新刊『デザインってなんだろ?』
奇才、松田行正のアタマのなか
ブックデザインの世界を中心に、ジャンルを問わず厖大な仕事をこなしつつ、80年代半ばに自らの出版社「牛若丸」を立ち上げ、独創的な書物を世に送り出し続けてきた松田行正。個性的でありながら変幻自在、普遍的な美を湛える装丁術は、多くの読者から愛されています。
長年、デザインにまつわる事象の起源や歴史的背景に関する書物を渉猟し続け、執筆活動も旺盛な著者は本書で、「歴史が織りなしてきた連鎖の糸」をたどりながら、色、装飾、ロゴ、レイアウト、表現方法について、その背景と意味を、博覧強記の知識を駆使して解説します。
急速に変化する世界と混迷する文化の状況を見据えて綴った渾身のデザイン論であり、ハンディサイズに図版と基礎教養がぎっしり詰まった本書は、読み物としても多くの方々に愉しんでいただける、美しい一冊です。
●新書より少し大きい黄金比サイズ(178×110mm)
●図版218点(カラー113点)収録
●奥まで開きやすいPUR製本
★小口に仕掛けが!
★開きやすいPUR製本
★新書より少し大きい黄金比サイズ(178×110mm)