書評掲載!『身体はトラウマを記録する』@読売新聞

 ヴァン・デア・コーク
『身体はトラウマを記録する』の書評が
『読売新聞』
(1月15日付)に掲載されました。


【美学者・東京工業大学准教授:伊藤亜紗氏評】

『興味深いのは、筆者が徹底して「精神」ではなく
「身体」の問題としてトラウマを語っていることだ。』

『患者の「治ろうとする力」を助けながら、いかに身体の主導権を取り戻していくか。(中略)頭ごなしに処方箋を示さず、患者一人一人の身体を謎として捉えること。知ろうとして同調するその姿勢が、最良の治療法なのかもしれない。』(『読売新聞』1/15付より)

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ベッセル・ヴァン・デア・コーク (Bessel van der Kolk, M. D.)
米国マサチューセッツ州ブルックラインのトラウマセンターの創立者・メディカルディレクター。ボストン大学医学部精神科教授。世界各地で教鞭を執っている。
*2011年に明治大学で行われたヴァン・デア・コーク博士の講演「東日本大震災とトラウマ」(関西学院大学と共催)は、1,300人の来場者が詰めかける盛況となり、急遽別室でもモニター中継された。

★杉山登志郎先生による解説が、「HONZ」に掲載されています!
http://honz.jp/articles/-/43413


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身体はトラウマを記録する
脳・心・体のつながりと
回復のための手法
紀伊國屋書店(2016/10/11発売)
ISBN 9784314011402
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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2017.01.18 出版  人文 メディアで紹介